こんにちは!今日は、長崎県で毎年行われる伝統的な行事やお祭りを紹介します。
長崎にはたくさんの面白いイベントがあって、それぞれに歴史や特別な意味があります。
それでは、さっそく見ていきましょう!
1. 長崎くんち
「長崎くんち」は、毎年10月7日から9日にかけて行われる、諏訪神社のお祭りです。
これは、国の重要な伝統文化財としても知られているんです。
このお祭りでは、外国の文化が取り入れられた豪華な山車(だし)や、「龍踊(じゃおどり)」と呼ばれるダンスが行われ、独特なリズムとかけ声で盛り上がります。
ちなみに「くんち」という名前は、江戸時代に諏訪神社で行われた小さな能の舞からきているそうですよ!
2. 精霊(しょうろう)流し
8月15日に行われる「精霊流し」は、亡くなった方を天国に送り出すための行事です。
新しく亡くなった方の家族が、手作りの船を引っ張りながら「流し場」と呼ばれる場所まで歩いていきます。
その間、鐘の音とかけ声、そして悪霊を追い払うとされる爆竹の音が街中に響きわたります。
昔は船を海に流していましたが、今では環境のために流さないようになりました。
3. 長崎ペーロン選手権大会
毎年7月の最終日曜日に行われる「長崎ペーロン選手権大会」は、ボートレースの元祖といわれています。
1655年に長崎港で中国の船が難破し、多くの人が亡くなったことをきっかけに、在留していた中国人たちが、海の神の怒りを鎮めるために船で競争したのが始まりです。
「ペーロン」という名前は、中国の白龍(パイロン)に由来しています。
4. ランタンフェスティバル
ランタンフェスティバルは、もともと旧正月を祝うお祭りで、長崎の中華街で始まりました。
1994年からは「ランタンフェスティバル」として、2月に長崎市内で開催されています。
この期間中、約1万5千個のランタンが中華街を中心に飾られ、踊りやパレード、さまざまなショーが行われ、街全体が明るく輝きます!
5. ヘトマト
「ヘトマト」というお祭りは、1月中旬の日曜日に五島市で開かれる伝統行事です。新婚の女性が酒樽(さかだる)の上で羽根つきをしたり、体にすすを塗った若者たちがわらの玉を奪い合ったりします。大きな草履に乗せられた若い女性の姿も見どころの一つです。名前の由来は「的やぶり」や「釜(へ)と的(マト)」などが関係していると言われていますが、はっきりとは分かっていません。
長崎県には、たくさんのユニークで歴史ある行事やお祭りがあります。
それぞれに地域の特長や昔の出来事が反映されていて、とても興味深いです。
特に「長崎くんち」や「ランタンフェスティバル」のような華やかな行事は、多くの人が楽しみにしているのも納得です。
現代でも伝統を大切にしつつ、新しい形でお祭りを楽しんでいるところが素敵ですね!
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