鍋冠山の幽霊坂
鍋冠山(なべかんむりやま)は、長崎市内でも人気の夜景スポットとして知られています。美しい景色を楽しむことができる場所ですが、山に続く道にはちょっと不気味な噂があるんです。
真夜中の「足跡だけが残る坂」
鍋冠山へと続く坂道を、真夜中に歩いていると、後ろから「トントン…」という足音だけが近づいてくることがあると言われています。振り向いても誰もいないのですが、足音ははっきりと聞こえ、まるで誰かがすぐ近くまで来ているように感じるそうです。さらに不気味なのは、そのまま歩き続けると、自分と足音の間に徐々に距離が縮まってくる感覚があるのだとか…。
足音の正体とは?
この幽霊坂の足音にはいくつかの説があり、一つは「かつて山頂に住んでいた人の霊が今でも山を登っている」というもの。また、鍋冠山は戦争中に軍事施設としても使われていたため、その時代にこの場所を行き来していた兵士の霊ではないかとも言われています。
実際にこの足音を聞いた人は少ないですが、鍋冠山を深夜に訪れる人の間では恐れられており、地元の人も夜遅くには近づかないようにしているとか。
鍋冠山の幽霊坂の話は、少し背筋がぞっとするような都市伝説です。夜景を楽しむ際には、もしかすると静かな闇の中から、誰かの足音があなたを追いかけてくるかもしれません…!
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