長崎で、16歳の高校生が「ピアノの先生」として、毎月1回、子どもたちにピアノを教えています。
先生をしているのは、純心女子高2年の野口和花さん。
彼女は、「有名な曲を弾くと、みんなが喜んでくれるんだ。少しでも音楽に興味を持ってくれたら嬉しい」と話しています。
ある日、4人の小学生が教室に集まり、ピアノを囲んで楽しくレッスンを受けていました。
「ラの音だから、ここだね!」と先生が教えると、子どもたちは嬉しそうに鍵盤を押して、「そうそう!」と先生が褒めます。
みんなが練習を繰り返し、少しずつ上手になり、笑顔がいっぱいになりました。
野口さんがピアノを教えることになったきっかけは、去年8月に西彼長与町で行われたイベントでピアノを弾いたことです。
その映像を見たNPO法人「ながさき村」の代表・峰亜弓さんから、「子どもたちに音楽の楽しさを伝えてほしい」と頼まれました。
野口さんは、「人前で演奏することも好きだし、子どもたちにもピアノを教えて、成長できるのが嬉しい」と喜んで引き受けました。
ピアノ歴10年の野口さんは、初めて「先生」としての仕事を始めました。
最初は子どもたちとの話し方や関わり方に戸惑いましたが、2回目のレッスンで、みんなとすぐに仲良くなり、指導も楽しさを感じたそうです。
「みんなが少しずつ上手になって、嬉しそうにしているのを見て、私も安心しました」と、笑顔で話していました。
将来の夢はまだ決まっていませんが、小学校の教員を目指して頑張っています。
レッスンが終わった後、女子児童が「弾けて楽しかった!優しい先生だね」と話してくれました。
野口さんは「みんなが聴きたい曲を弾けるようになりたい」と、ピアノ教室を続けています。
高校生がピアノを教えるってすごいことですね!
音楽を通して、子どもたちの笑顔が増えていくのがとても素敵だと思います。
これからどんな曲を弾けるようになるのか、とても楽しみですね!
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