【みジカなナガサキ 】
長崎がもっと“みジカ”になる!
長崎県広報テレビ番組
~ 大石知事 2024年の振り返り 編~
(マーク次長)今回は2024年の振り返りとして、大石知事にお話を伺います。どうぞよろしくお願いします。
(大石知事)よろしくお願いします。
(マーク次長)早速ですが、2024年はどのような取り組みを進めてこられましたか?
長崎県知事 大石賢吾さん
今年策定した「新しい長崎県づくりのビジョン」に沿ってさまざまな取り組みを進めてきました。
まず、「こども」分野については、子どもは「長崎県の宝物、未来そのもの」との思いから、県では、出会い・結婚から子育てまで切れ目ない支援に取り組んでいます。
今年は保育人材の確保に向け、保育士等の研修に取り組む保育園などに対して、保育士等の処遇の改善を支援する県独自の制度を実現することができました。引き続き、安心して子どもを生み育てることができる長崎県づくりを進めていきます。
次に、「イノベーション」の分野についてです。県ではこれまで、ドローンを活用した地域課題の解決に向け、国へ規制改革を訴えてきました。
その結果、6月に長崎県と福島県が、全国で初めて「新技術実装連携“絆”特区」に指定されました。これまで、街中で、注文に応じて軒先まで荷物を配送する「オンデマンド配送」は難しかったのですが、特区の指定で、全国に先駆けて長崎県での実現が見込まれています。
続いて「交流」の分野では、全国規模のイベントの開催や海外との定期航空路線の再開などを通じて、さまざまな交流が拡大し、地域の活性化にもつながりました。
具体的には、7月~8月に北部九州総体2024、9月~10月には日本スポーツマスターズ2024長崎大会を県内各地の会場で開催し、期間中に全国からたくさんの方々に来県いただきました。
こうしたスポーツを通じた交流については、皇族の方々もご参加くださり、選手へのエールや平和への思いの発信などをいただきました。大変ありがたく思っております。
また、10月には、長崎~ソウル間の国際定期航空路線が約5年半ぶりに再開しました。平成31年3月の運休以降、トップセールス等に取り組んできた結果で、大変嬉しく思っています。上海に加えて、仁川(インチョン)という世界的なハブ空港と直行便で結ばれることで、インバウンドの拡大に加えて、長崎空港から海外への渡航がますます便利になりました。日本からも韓国からも、観光やビジネスなどで多くの方々に利用いただいており、両国の交流促進につながっているところです。
そして、今年は他にも、嬉しい出来事がありました!
パリオリンピックで長崎県出身の永瀬貴規選手が、柔道競技男子81kg級で史上初となる2連覇を果たし、3大会連続でメダルを獲得されました。
また、長年、被爆体験の継承と核兵器廃絶に取り組んでこられた日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞されました。
この他にも、長崎県では5年ぶりとなる上場企業が誕生するなど、長崎県にとって実りの多い一年でした。
(マーク次長)次回は、大石知事に2025年の抱負を伺います。
(マーク次長)(大石知事)新年も見るシカない!
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