こんにちは!今日は長崎で70年間も続いた「県下一周駅伝大会」にまつわるお話を分かりやすくお届けします。
この大会は1952年から続いていた、長崎新聞社が主催する駅伝イベント。
長崎県の本土を3日間でぐるっと回る、全42区間・407.3キロの大規模なレースでした。
でも、運営費や交通安全対策などの問題から、今年の第70回大会をもって終了することになったんです。
最後の大会には、11のチームが参加し、みんな無事に完走しました!
たすきをつないでゴールするその姿は、多くの人に感動を与えたことでしょう。
どんな大会だったの?
最初の大会は1952年、佐世保市をスタートして長崎市を目指すコース(全7区間・93.4キロ)で行われました。
当時は10万人もの観衆が集まり、大盛り上がりだったそうです。
その後、大会はどんどん規模を拡大し、昭和時代には地域の仲間と力を合わせるシンボル的な存在に。
平成になると、女子やジュニアの区間も増えて、たくさんの優れた選手が育ちました。
これまで70回の大会に参加したランナーは、のべ2万4千人!
一人ひとりの思いが詰まった「ご長寿大会」でした。
過去には都道府県対抗駅伝やオリンピックに進んだ選手もいて、まさに夢をつなぐ大会だったんですね。
未来に向けて
大会は終了しましたが、来年からは長崎陸上競技協会が主催して、規模を縮小しつつ新しい駅伝大会が始まります。
これまでつないできたたすきと歴史が、これからもランナーの手によって受け継がれていくことが決まっています。
これからどんなドラマが生まれるのか楽しみですね!
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