
みなさん、こんにちは!
今回は、2025年度に長崎市が実施する被爆80周年の記念事業についてご紹介します。
戦争や原爆の恐ろしさ、そして平和の大切さを世界に伝えるために、さまざまなイベントや取り組みが計画されています。
1. 被爆者の声を世界へ – 平和祈念式典での特別招待
2025年8月9日に行われる平和祈念式典には、海外に住む被爆者4名が招待されます。
式典の前後には、彼らが被爆体験や平和への思いを語る場も設けられる予定です。
直接お話を聞くことで、戦争を知らない世代にも大切なメッセージが届くかもしれませんね。
2. 世界3カ所で原爆展を開催
長崎市は、広島市と協力して**国内外3カ所で「原爆展」**を開きます。被爆の実態を伝えるため、次の場所で展示が予定されています。
- ハワイ・真珠湾の戦艦ミズーリ記念館
- 大阪・関西万博の会場内
- 東京・国連大学での原爆ポスター展
原爆展では、被爆資料の展示や講話などを通じて、戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える予定です。
国際的な場で発信することで、より多くの人に知ってもらえる機会になりますね。
3. 長崎から平和のメッセージを発信
2025年度には、世界的な国際会議が長崎で開催されます。
その場で、被爆者の証言を通して、戦争の恐ろしさを伝えるプログラムも行われる予定です。
さらに、長崎平和ハーフマラソンも開催され、平和への願いを込めて多くのランナーが長崎を駆け抜けます。
また、2026年度にリニューアル予定の長崎原爆資料館についても、2025年度中に具体的な設計が進められることになっています。
4. 世界へ向けて平和を発信する長崎
鈴木史朗市長は記者会見で、昨年「被団協(日本原水爆被害者団体協議会)」がノーベル平和賞を受賞したことや、国際的な情勢を踏まえ、「被爆地・長崎への関心が高まっている」と話しました。
そして、「80周年の節目に、積極的に世界へ向けて被爆の実態や平和の尊さを発信したい」との思いを語っています。
2025年は、被爆から80年という大きな節目。長崎から発信される平和のメッセージが、世界中の人々に届くことを願いたいですね。
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