長崎市の油木町(あぶらぎまち)。普段は住宅街や坂道が広がる、静かな地域です。そんな油木町のとある路地裏に、**「日によって現れたり消えたりする祠(ほこら)」**があるという噂があるのをご存じですか?

■ 謎の小さな石祠
噂によれば、ある住宅の石垣の一角に、手のひらサイズの石の祠がひっそりと置かれているのを見た、という人が何人かいます。
ただし、その祠を見たという人は皆、「次に通った時にはなかった」と言うのです。
中には「雨の日しか見えない」「旧暦の月末だけ現れる」と語る人も。
■ 昔の記録に残る“封じの祠”
地元の古老によると、そこは昔油屋があった場所で、火事が絶えなかったとか。
そのため、「火の神を鎮めるために祠を作った」という記録も残っているそうですが、正式な地図や資料には何も載っていません。
■ 見ると“夢に出る”?
見た人の証言では、「その夜、夢の中で石祠の前に正座させられていた」と語る人もいます。何かを唱えさせられていた、という証言もあり、詳細はバラバラですがどれも不思議な共通点があります。
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