長崎市風頭町にある風頭公園(かざがしらこうえん)。坂本龍馬像が立ち、観光客にも地元民にも親しまれているこの場所で、ある不思議な現象がささやかれています。

■ 夜の公園に響く太鼓の音
夜、人気のない時間帯に風頭山を歩いていると、どこからともなく太鼓の音が聞こえることがあるそうです。まるでどこかで祭りが行われているような、リズミカルで力強い音。
しかし、音のする方へ行っても誰もいない。そして突然音がピタリと止むというのです。
■ 江戸時代の「風頭太鼓踊り」?
かつてこの山一帯では、五穀豊穣や疫病退散を祈願する太鼓踊りが行われていたという記録が残っています。
その名も「風頭の大祓(おおはらえ)」。明治以降は廃れてしまいましたが、祭りの記憶がこの土地に刻まれているのかもしれません。
■ 龍馬像が振り返る?
太鼓の音と共に「龍馬像の向きが微妙に変わっていた」と語る人もいます。もちろん物理的に動くはずはないのですが…何かが、山の静寂に揺らぎをもたらしているようです。
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