長崎市東長崎エリア・矢上神社の謎
東長崎にある矢上神社(やがみじんじゃ)には、ある古い石がひっそりと祀られています。この石には「絶対に動かしてはいけない」という言い伝えがあり、昔から地元の人々に恐れられてきました。

「動かした者に不幸が…」
この石には、戦国時代にこの地を治めていた武士たちが、何かを封じ込めるために置いたという説があります。その「何か」が何なのかははっきりしていませんが、地元では「怨霊を封じた」「異形の者を閉じ込めた」など、さまざまな噂が囁かれています。
ある時、この石を撤去しようとした工事関係者がいました。しかし、撤去作業の直後、原因不明の体調不良に襲われたり、不運な事故に巻き込まれたりしたといいます。驚いた地元の人々はすぐに石を元の場所に戻し、それ以来、誰も触れようとはしなくなりました。
神社の神主の言葉
ある地元の神主は、「この石には長い歴史があるので、触れずにそっとしておくのがよい」と話しています。歴史的な価値もあるかもしれませんが、それ以上に、何かを守るために置かれた可能性もあるとのこと。
今も残る封印の石
現在も矢上神社を訪れると、その石を見ることができます。普通の人にはただの石にしか見えませんが、昔からの伝承を知っている人々にとっては、「決して動かしてはいけない石」として語り継がれているのです…。



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