【みジカなナガサキ 】
長崎がもっと“みジカ”になる!
長崎県広報テレビ番組
~ 発達障害を知ろう 編~
子どもの個性は十人十色。
成長や発達にもそれぞれのペースがあります。
実はこんな調査結果が出ています。
文部科学省の調査では、通常学級に通う、小・中学生の約11人に1人が特別な教育的支援を必要としていることが明らかになりました。
この特別な教育的支援を必要とする子どもたちの中には、発達障害の可能性がある子どもが含まれているといわれています。
発達障害は、その特性によって大きく3つに分類されます。
AD/HD 《注意欠陥 多動性障害》は、じっとしていられないなどの多動、多弁、衝動的な行動などが見られます。
広汎性発達障害 《自閉症・アスペルガー症候群》は、コミュニケーションの障害やパターン化した行動などが見られます。
LD《学習障害》は、文字の読み書きや計算など、特定の能力に著しい困難が見られます。
発達障害は、学校だけではなく、県民の一人一人が理解を深め、社会全体で向き合い、支援すべきです。
そこで県では、関係団体と連携して啓発活動に取り組んでいます。
世界自閉症啓発デー2024 in長崎
大村市で発達障害への理解促進を目的とした講演会が開催されました。
3歳の時に自閉症と診断された深見博さん。
姉で作業療法士の真実さんと一緒に、これまでの歩みをお話しされました。
博さん
紙芝居は16歳の頃から始めました。拍子木を叩く音と声色の声を出すのが好きです。
真実さん
その人の存在をしっかり受け止めてほしいと思っています。
「自閉症の方ってこういう人なんだ。」「こうすればこの方々はうまくいくんだ。」という事を自分で見つけられるように、そういったところに寄り添ってあげるという気持ちを皆さんで持っていただけたらなと思います。
皆さんは「ペアレントメンター」をご存知ですか。
県では、発達障害のある子どもの子育てを経験し、相談支援に関する研修を受けた保護者をペアレントメンターとして認定しています。
長崎市にある「ペアレントメンターながさき」では、ペアレントメンターの派遣や個別相談に応じています。
ペアレントメンター 前田久仁子さん
活動内容について
主に県内の小学校や支援センターで保護者の方や職員の方々に相談会や講話をさせていただいています。
個別相談では子どもの将来についての相談もあり、私たちメンターの子育ての経験をお話させていただいています。
相談者の感想
「子育てにおける先の見通しが持てた」と感想をいただいています。
ペアレントメンターへの相談や派遣のご要望は、長崎県ペアレントメンター事務局にお気軽にご相談ください。
発達障害への理解を深めて、互いに尊重し合える社会になってほシカ〜!
鹿だけに🦌
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