
【みジカなナガサキ 】
長崎がもっと“みジカ”になる!
長崎県広報テレビ番組

~ 災害に備えよう② 編~
前回は、県が行っている防災・減災の取り組みを紹介しました。
今回は、地域の防災力を高めるために活動する「防災推進員」について紹介します!

県では、市や町と連携して、地域の防災をリードする「防災推進員」の養成に取り組んでいます。
現在、県内では多くの防災推進員が活躍していて、防災に関する知識や技術を活用して、自分自身や家族を守りながら、地域や職場の防災力の向上に貢献しています。
防災推進員に、家庭でできる災害への備えについて聞いてみましょう!

防災推進員 渋谷 香奈さん

■防災推進員の活動について
地元の自治会や団体・学校などで、地域防災の必要性を過去の災害事例を交えて紹介したり、子どもたち向けの防災食づくりや防災クロスロードゲームなどを取り入れた体験型の地域防災の啓発に取り組んでいます。
また、県内の大学と協力して、若い世代の皆さんと一緒にさまざまな世代の方に防災・減災を身近に感じてもらうためのイベントも開催しています。

災害に備えて、普段からどんなことに気を付けておくべきでしょうか?

■危険箇所の確認について
安全なルートで避難できるように、自宅周辺の危険箇所を事前に把握しておきましょう。
長崎県防災ポータルでは、土砂災害の恐れがある土砂災害警戒区域と、河川の氾濫時に浸水する恐れがある洪水浸水想定区域を確認することができます。

■災害が発生する恐れがある時の避難について
また、避難が必要となった際の避難先を想定しておくことも大切です。
避難は避難所へ行くことだけではなく「難を避けること」。行政が指定した避難場所のほかに、安全な親戚・知人宅や、安全なホテル・旅館への避難も考えられます。

■避難のタイミング
避難のタイミングとして、行政から避難指示が出されますが、大雨が降る前の日中に避難を完了していることが理想です。
高齢者や障害のある方、乳幼児がいるご家庭などは特に早めの避難をお願いします。

非常用持ち出し袋に入れてほしいものを並べてみました。
これだけ多くのものを備えておく必要があります。

■非常用持ち出し袋の中身について
水や食料は最低でも3日分を準備しておきましょう。

ライトや救急用品など身の安全をサポートするアイテムや、お子さんのお気に入りのぬいぐるみや絵本、高齢者は入れ歯や老眼鏡のように、人それぞれ備えは異なります。
情報収集のために携帯ラジオなどを入れておくと安心です。

■防災推進員からのメッセージ
災害はいつ・どこで発生するか分かりません。「いつかの災害に、いつも備えていること」で大切な命を守ることにつながります。

今回の内容は、全世帯広報誌「つたえる県ながさき」6月号の特集ページで詳しく紹介しています。

災害の発生が予想される場合には、市や町から避難情報が発令されます。
速やかに適切な避難行動がとれるように、日頃からシッカり備えておきましょう!
鹿だけに🦌



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